季節は必ず巡る。2011/03/18

 玄関先の「沈丁花」。東京での学生時代、下宿の庭先にも咲いていた。

7年ぐらい前だったと思うが、懐かしさからホームセンターで
買ってきて植えた。毎年裏切ることなく必ず咲いてくれる。

 4月には独特の芳香を放ってくれる。と同時に「青雲の志」
を抱いて上京した頃を思い出す。あの「志」は何処へ。

 時はあっけなく過ぎ去るが、季節は必ず巡ってくる。

 甚大な被害に遭われた東北出身の詩人、宮沢賢治。
彼の有名な詩の冒頭を思い出し、歯を食いしばって難局を乗り切ろう。